実はとても大きな心残りがあります。
♪あゆちゃんち♪に遊びに来てくれた可愛い4歳の女の子のこと。
その女の子とは前に1度会っただけ。
でも忘れられない「さよなら」をしたのです。
前に会ったのは
女の子のお母さんと相談事をした時。
たくさん話し込んでたその横で
じーっと 動かずに待っててくれた女の子。
お話しが終わり
「さようなら」と私が言ったその時。
女の子は
ゆっくりと
かすかに
車椅子にのせていた頭を
横にずらしたのです。
疲れて頭がたおれちゃったのかな〜
そう思ってしまったのは
あゆちゃんも
よくそんなふうになってたから。
首が座ってなくて。
でもお母さんは嬉しそうに教えてくれました。
「さようなら」を覚えたの(^o^)v
‼︎‼︎‼︎‼︎
頭を横にずらしたのは
「さよなら」とおじぎをしてくれてたんだ!
前に倒すのではなく!
編み出したんだ!
自分でもできるおじぎのやり方を‼︎
すごい、すごい、すごい!と
ひとりスタンディングオベーション!
熱狂の一方で
うなだれた私。
この子は全部わかっている。
長い時間じっと大人の話に付き合ってくれたのは
「何もわからない」からじゃなくて、
ママたち、なんだか難しい顔して
きっと大事なお話なんだろうな、と
がまんしてくれてたんだよね。
頭ではそう考えていたけど
心の底から
信じていたのか。
動けない人も
心はたくさん動いてる。
話せない人も
言いたいことで満ちている。
亜由未と生きてきて
その思いは深まるばかり
もはや あたりまえ!
…のはずだったのに。
自分が申し訳なく未熟者だということを
あらためて教えてくれた女の子でした。
そんなあの子が
♪あゆちゃんち♪に来てくれた!
みんなにも
女の子のすごさを知ってほしい!
女の子が編み出した「さよなら」を
ウェイブして
喜びあいたい!
祝いたい!
と思ってたのに…
やりそこねました…ヽ(;▽;)ノ
「砂漠が美しいのはどこかに井戸をかくしているから」(星の王子様)
見渡す限りの砂漠に
井戸があると疑わない力が欲しい。
女の子も
私たちも
井戸をかくし持っていて
一緒に
なんやかんやしてるうちに
奇跡みたいに
ひょっこり
互いの井戸に出会う
…かもしれない。
いつか
♪あゆちゃんち♪が
お互いの井戸で
お互いの渇きを癒す
井戸端になれたらいいなぁ
未熟者にできるのは
祈りながらやり直すことのみ。